
どうも、ミスターJKです。
今回は、環境別の同人音声のおすすめ視聴方法についてわかりやすくまとめていきます!
「同人音声を購入したいんだけど、どうやって聴けばいいの?」「どういう風に聴くのがおすすめ?」そんな初心者の方の悩みを解決できればと思い作成しました!
スマホオンリー、PCオンリー、PC&スマホとまとめてあるので、目次から自身の環境に合った項目に飛んでください。
この記事ではハイレゾ音質での視聴を考慮していません。ハイレゾ音質で同人音声を楽しむ方法はこちらの記事で解説しています。同人音声を聴くにあたって、あると便利なものが知りたい方はこちら
目次
PCを利用しない場合は『DLsite Play』がおすすめ
同人音声を購入するとなったら、DLsiteかFANZAで購入するのが一般的だと思います。スマホのみだと作品のダウンロードはできないので、『DLsite Play』かFANZAのブラウザ再生を利用するかしか選択肢がありません。
そもそも選択肢自体が少ないですが、この場合はiPhoneユーザーであれ、Androidユーザーであれ、DLsite専用のWebアプリである『DLsite Play』でのブラウザ視聴がおすすめになります。
理由は単純で、音声を再生するに限り『DLsite Play』の方が高機能で使いやすいからです。
ハイレゾ再生に対応していない以外は、後述する音楽再生アプリの『Apple Music』や『Youtube Music』と同じくらい高機能です。FANZAのブラウザ再生にはない機能も備わっているので、スマホのみで利用したい方は『DLsite Play』一択レベルでオススメです!
『DLsite Play』 のおすすめポイント
- 見やすい&使いやすい
- 異なる作品を組み替えたり、自由にプレイリストが作成できる
- オフライン一時保存機能がある
- バックグラウンド再生に対応している
同人音声をブラウザ視聴するときに『オフライン一時保存機能』があるとないとではそこそこ変わります。ちなみにFANZAのブラウザ再生にはない機能です。
『オフライン一時保存機能』とは、同人音声に限らず、作品を予めダウンロードしておくことで作品視聴にインターネット通信を必要とせず、作品がスムーズに視聴できるようになる機能のことです。
昨今のファイルサイズが大きい高品質な同人音声を視聴する際にとても便利な機能で、ネット環境に左右されにくくなり、最初の読み込み時間や映像や音声が途切れるといったことがなくなります。音声の連続再生時もストレスなく、スムーズに再生できるようになり、シークバーを動かして好きなところから自由に再生もできます。
……と、いいことしかないように思えますが、もちろんデメリットも存在します。
『オフライン一時保存機能』のデメリット
オフラインに保存ということで「一体、どこにデータが保存されるんだ?」と疑問に思った方もいるかもしれません。これはだいぶ前にDLsiteの方に問い合わせして判明しました。
『オフライン一時保存機能』でダウンロードしたデータはブラウザの"キャッシュ"に保存されます。なので、ブラウザキャッシュをクリアすると、必然的に保存したデータも消えます。保存した分、ブラウザアプリのサイズが増えるので結果、スマホまたはPCの容量を圧迫することになります。
また、作品視聴するために『DLsite Play』にアクセスする必要があるため、完全にオフラインで利用できるわけではないです。例えば、アクセス障害などが発生した場合、そもそも『DLsite Play』自体にアクセスできなくなるため『オフライン一時保存機能』は意味を成しません。
- スマホもしくはPCの容量を圧迫する
- 完全にオフラインで利用できない
- ブラウザキャッシュをクリアすると保存したデータも消える
デメリットを簡単にまとめましたが、アクセス障害以外は自身で解決でき、デメリット以上に得られるメリットが大きいので非常に便利な機能には変わりないです。
スマホの容量圧迫に関しても、最近のスマホは容量が増えてきているので、そこまで気にする必要はないかと思います。ただし、ダウンロードしすぎるとブラウザの動作が重くなったりする可能性があるので、普段利用するブラウザとは別に『DLsite Play』専用のブラウザアプリを用意するといいかもしれません。
『DLsite Play』の使い方は記事にしてあるので、詳しくはそちらをご覧ください。
PCを利用する場合はスマホや音楽プレーヤーに入れるのがおすすめ
最も簡単で楽なのが、音楽プレーヤー(DAP=デジタルオーディオプレーヤー)に入れて聴くことです。スマホでは音楽再生アプリを用意したり、容量を気にしたりしないといけませんが、音楽プレーヤー(DAP)はPCでダウンロードした同人音声を直接入れるだけでいいので楽チンです。
音楽プレーヤーということで音楽を再生するために作られているので、音質も保証されています。また、microSDカードなどに対応していれば、容量の心配もありません。
便利な分、元々持っていない方はそれなりに費用(特にハイレゾ対応機種)もかかります。最近のスマホ(特にAndroid)でも十分に高音質で再生できるので、正直好みです。
音楽プレーヤー(DAP)に音声を入れる方法はこちらの記事参考にしてください(Androidとほぼ変わりません)。ほとんどの方がスマホでの視聴を考えていると思うので、ここからはiPhoneとAndroidに分けて解説していきます!
iPhoneユーザーは『iTunes』のホームシェアリング機能がおすすめ
SDカードなどで内部ストレージを増やせないiPhoneにとってとても便利な機能になります(外付けでのストレージの増設は可能)。
ホームシェアリング機能とは、『iTunes for Windows』(Macでも可)に追加した音楽や動画などを同じWi-Fi下にあるiPhone(iPadなども可)とPC間で共有することができる機能です。
この機能により、本体ストレージを圧迫することなく、『iTunes』に保存してある音楽や動画をiPhoneでも再生できるようになります。何より、『iTunes』自体が使いやすく、作品管理に向いているのでおすすめです。設定も同じApple IDでサインインするだけと簡単です。
- PC側で『iTunes』、iPhone側で『Apple Music』が必要
- 同じApple IDでサインインするだけなので簡単
- PCとiPhoneを同じネットワーク(Wi-Fi)に接続する必要がある
- iPhoneの容量を圧迫しない
- iTunes(PC側)で作品管理ができる
- ハイレゾ音質で再生できるかは不明
ハイレゾ音源をホームシェアリング機能でiPhoneに共有した場合、ハイレゾ音質で再生できるかは『公式で公表していないのでわからない』とAppleのテクニカルサポートの方に回答いただきました。
もちろん、音声を直接iPhoneに同期させる(入れる)こともできます。その場合は、本体ストレージを圧迫するので注意しましょう。ホームシェアリングの設定方法
- PCでiTunesをダウンロードします。
- 『ファイル』→『ホームシェアリング』から『ホームシェアリングをオンにする』をクリックします。
- サインインが求められるので共有したいiPhoneと同じApple IDを入力します。
PC側で行う設定は以上になります。次はiPhone側での設定になります。
- Apple Musicを持っていない方は、App Storeよりダウンロードします。
- iPhoneの『設定』から『ミュージック』をタップして設定画面に入ります。
- 一番下にある『ホームシェアリング』の項目の『サインイン』をタップし、iTunesでサインインしたApple IDと同じApple IDでサインインします。
これで設定は以上になります。ちなみにサインインできている状態だと、Apple IDが表示されるようになります。

後はPCとiPhoneを同じネットワーク(Wi-Fi)に接続し、PCでiTunesを起動した状態で『Apple Music』を開くと、ライブラリの項目に『ホームシェアリング』が表示されると思います。

『Apple Music』がハイレゾに対応していない以外は、これと言ってデメリットが見当たらないおすすめの視聴方法です。正直、ハイレゾを考慮しなければ一強レベルだと思います。
21/9/5訂正。『Apple Music』はハイレゾ音源を読み込める仕様で、iPhoneでは24bit/48kHzまでの再生に対応しています。ただし、ホームシェアリング設定で共有した音声がハイレゾで再生できるかは不明。
ちなみに動画を共有させたい場合は、『Apple TV』をiPhoneでダウンロードし、同様の手順でサインインを行うことでホームシェアリングにより共有することができます。
Androidユーザーは『Youtube Music』がおすすめ
ハイレゾを考慮しなければ、色々な機能が備わっていて使いやすい『Youtube Music』がおすすめです。もし、お持ちの端末がハイレゾに対応しているのであれば、元々備わっているであろう『ミュージック』アプリでも問題ないです。
お持ちの端末がハイレゾに対応しておらず、ハイレゾでの視聴を考えている方は『Amazon Music』がおすすめです。管理人は根っからのiPhoneユーザーですが、使ってみた感じかなり使いやすいと思いました。面倒な設定などはなく、『Youtube Music』をGoogle Playストアからダウンロードして、PCからAndroid端末に音声ファイルを転送させるだけです。
- 初めてでも使いやすい
- 特に難しい設定などはなく、PCから音声ファイルを転送するだけ
- 端末の容量を圧迫する
- データ転送可能な充電ケーブルが必要
- プレイリストの作成がほぼ必須
『Youtube Music』で音声を聴くまでの流れ
PCからAndroid端末に音声ファイルを転送させるので、データ転送可能な充電ケーブルが必要になります。恐らく、端末に付属している充電ケーブルで問題ないと思います。なければ100均に売っていた(私はC○n★Doで購入)ので、端子がtype-CなのかmicroUSBなのか間違えないように購入してください。
- Youtube MusicをGoogle Play ストアよりダウンロードします。
- PCとAndroid端末をデータ転送可能なケーブルで繋ぎ、音声ファイルをドラッグ&ドロップして転送します。
- 転送できたら『Youtube Music』を起動し、『デバイスのファイルのみ』をタップします。
- 『曲』の項目をタップすると、Android端末に保存されている音声ファイルが全て表示されると思うので、好きな音声をタップして再生することができます。
これで以上になります。初めてダウンロードして実際に使ってみましたが、基本的な機能は全て揃っていて、初めてでもわかりやすい&使いやすいのでおすすめです。
ただこのままだと、端末に保存されている音声データが全て表示されて見にくい&連続再生がやりづらいので、プレイリストの作成を推奨します。
『Youtube Music』のプレイリスト作成や追加方法など、さらに詳しい使い方に関してはこちらの記事で解説しています。PCのみで完結させたい場合はノートPCでないと不便
ノートPCを推奨する理由は1つです。
普段、同人音声を聴くであろうベッド・布団の近くにPCがないといけないからです。
仮に、デスクトップPCでBluetoothイヤホンを使用したとしても、遮蔽物があると通信が不安定になります。Bluetooth通信の目安としてはバージョンにもよりますが、遮蔽物がない半径10mくらいの範囲にPCとイヤホンがあるとかなり安定します。
ノートPCはBluetoothが搭載されている場合が殆どですが、デスクトップPCの場合は搭載されていないこともあります。その場合はBluetoothアダプタを使用すれば解決できます。一番大切なのは普段"どこで聴くか"ですね。
Bluetoothイヤホンは性能差が激しく、安いBluetoothイヤホンは本当に音質が悪いので、購入するときは気を付けましょう。
PCで聴くときのおすすめ音楽再生アプリ
排他モードに対応しているデスクトップ版の『Amazon Music』がオススメです。
排他モードとは、スピーカーなどのサウンドデバイスをアプリ側が制御&占有し、必要な音だけを出力させることができる機能です。PC上の音は通常、OS標準ミキサーを通さないといけませんが、排他モードではミキサーを経由せずに直接デバイスに音を出力することができます。
これにより、ミキサーを通すことでの音質劣化を防ぎ、音声の再生ができるようになります。
『Amazon Music』のダウンロード方法や排他モード設定、その他使い方などは既に記事にしてあるので、そちらをご覧ください。- ノートPCがないと不便
- Bluetoothイヤホンがあると便利
- プレーヤーは排他モードに対応している『Amazon Music』がおすすめ
- 排他モードを利用しないと音質が劣化する
まとめ
視聴方法をiPhone、android、PCのみと解説してきましたが、いかかがだったでしょうか?
少しでも初心者の方の参考になると嬉しいです。また、おすすめの視聴方法がありましたらコメントより教えていただけると助かります。