
どうも、ミスターJKです。
ハイレゾを聴く方法の基本については『【初心者向け】同人音声を"ハイレゾ音質"(品質)で楽しむ方法』の記事でも解説していますが、今回はハイレゾ品質で同人音声を楽しむ方法をiPhoneに絞って解説していきます!
『【初心者向け】同人音声を"ハイレゾ音質"(品質)で楽しむ方法』の記事をまだ見ていないという方は、目を通しておくことをおすすめします。iPhoneの基本情報
有線イヤホンで聴くに限り、iPhoneではハイレゾ品質(上限は48kHz/24bit)の再生に対応しています。さらに、2021年6月に『Apple Music』がサブスクでのハイレゾ配信を開始(=ハイレゾに対応)したのもあり、別途ハイレゾ再生に対応したアプリを用意する必要はなくなりました。
- iPhoneは48kHz/24bitまでの再生に対応している
- Apple Musicは21/6月にハイレゾ対応
- イヤホンジャックがあるのはiPhone6sまで
- Bluetoothのハイレゾ級コーデックに対応していない
上記を踏まえた上で、iPhone6sまでとiPhone7以降に分けて解説していきます。ただし、PCで同人音声をダウンロードすることが最低条件になります。
iPhone6sまででハイレゾを楽しむ方法
イヤホンジャックがあるiPhone6sは考えることがシンプルです。
まず、聴きたい同人音声のサンプルレート等を確認します。
お手持ちの同人音声のサンプルレート等を確認する方法はこちらの記事で解説しています。確認した結果……
- サンプリング周波数が48kHzまでなら、『iTunes』から『Apple Music』に音声を同期させるだけでハイレゾを楽しむことができます。
- サンプリング周波数が48kHzを超えている(仮に96kHzとします)なら、『iTunes』から『Apple Music』に音声を同期させ、さらに96kHzまでに対応したDACが必要になります。
以上です。
ただし、48kHzを超えている音源でも48kHzまでで問題ないなら別途DACは必要ありません。
iPhone7以降でハイレゾを楽しむ方法
イヤホンジャックがないiPhone7以降では、有線イヤホンを接続させるためにLightning端子をイヤホンジャックに変換する変換アダプタもしくはLightning端子のイヤホンが必要になります。これでイヤホンジャックがあるiPhone6sと同じ状態になります。
ただ、この変換アダプタ自体の性能が低いと、ノイズ等で音質が劣化することもあるので注意しましょう。また、48kHz/24bitの品質で再生できない可能もあるので確認必須です。
ここからはiPhone6sまでの端末と同じです。
聴きたい同人音声のサンプルレート等を確認します。
お手持ちの同人音声のサンプルレート等を確認する方法はこちらの記事で解説しています。確認した結果……
- サンプリング周波数が48kHzまでなら、『iTunes』から『Apple Music』に音声を同期させるだけでハイレゾを楽しむことができます。
- サンプリング周波数が48kHzを超えている(仮に96kHzとします)なら、『iTunes』から『Apple Music』に音声を同期させ、さらに96kHzまでに対応したDACが必要になります。
結論として、48kHzまでの音声をよく聴くならLightning端子をイヤホンジャックに変換する変換アダプタ用意するだけでいいです。48kHzを上回る品質の音源をよく聴くなら、変換アダプタではなく初めからDACを用意することをおすすめします。
iPhoneではBluetoothでハイレゾを楽しめない
正確にはiPhone単体"では"ですね。
iPhoneをハイレゾ級コーデック対応したDACに有線で接続し、DACからBluetoothで飛ばすみたいなこともできるようですが、機器が限られている(恐らく高い)ので、そこまでするなら普通にDACから有線イヤホンを接続するか、ハイレゾ級コーデック対応した型落ちのAndroid端末を購入するかした方がいいです。
もしくは、圧縮音源をアップサンプリングしてくれるBluetoothイヤホンで聴くかですね。こちらも高価になります。
以上から、iPhoneはBluetoothでハイレゾ級の音質を楽しむのに不向きです。
こちらの記事にBluetoothでハイレゾ級の音質を楽しむ方法をまとめています。まとめ
いかがだったでしょうか?
ここまでiPhoneシリーズでハイレゾを楽しむ方法について解説してきましたが、イヤホンジャックがあるiPhone6sまではまだマシですが、iPhone7以降は正直なところハイレゾを楽しむのに適していません。
- iPhone7以降はイヤホンジャックに変換する変換アダプタが必要
- 48kHz/24bitまでの再生なら特別必要なものはない
- 48kHzを上回る再生にはDACが必須
- Bluetoothでのハイレゾ化は現実的ではない